漢方治療にいい印象がない方へ

漢方はいろいろな病気に有効!

オミクロン後遺症

新型コロナウイルス・オミクロン株の後遺症として、咳と倦怠感があげられます。これらの症状の原因の一つといわれているのが初期の症状の咽頭痛です。この初期症状を漢方や西洋薬できっちりと抑え込むことが大事です。特に治療初期(コロナにかかったとき)に、漢方で免疫力を上げてウイルスを撃退すると、後遺症の頻度・程度がかなり下がります。

また別の原因として、体力・免疫力が低下しているとコロナにかかりやすく、重症化や後遺症になりやすい傾向にあります。なので免疫力をアップさせる漢方を治療初期から開始し、コロナの症状が落ち着いた後もその治療を継続することがあります。コロナの治療は特にかかり始めの対応が大事です。

「こんな治療に使われてる」エピソード

コロナ・風邪の治療について

他院では、コロナや風邪で高熱の症状が出た際はカロナール・ロキソニンなどの解熱剤を投与して終了ということはよくあります。しかし当院では、発熱時に解熱剤を使用することはお勧めしていません。なぜなら発熱というのは、ウイルスと身体の攻防において、身体の免疫力を上げて(発熱)今まさにウイルスと戦おうとしているところだからです。そんな時に解熱剤を投与してしまうと、身体の免疫力が下がり、ウイルスとの戦いに不利になります。解熱剤を投与したところで38~39度の熱が少し下がるだけですぐに元にもどりますし、解熱剤の連用は病状回復の遷延をつくります。結果的にコロナ後遺症など誘発しやすくなります。

 

当院では、ウイルスを撃退できるよう、身体の免疫力を高める漢方療法を中心に行います。ウイルスとの戦いに備えて、漢方で身体を武装するようなイメージです。また、患者様の体力や症状、攻防の段階の状態に応じて、漢方を1-2日おきに変更するオーダメード治療をします。改善効果の早い場合では、1-3日でコロナ症状がほぼ軽快することを多数経験しています。またこのように治療すると、コロナウイルスによる身体のダメージ(浸食)が少ないため、コロナ後遺症になりにくくなります。

咳について

咳という一つの症状についてみてみると、特にコロナ禍では「周りの眼があるから止めたい」という方が多いと思います。身体は元気なのに、仕事中に困る、夜間にひどくて寝れないなど、咳は大いに厄介な症状の一つです。
咳は通常の西洋医学的治療は、去痰剤、気管支拡張剤、鎮咳剤を投与することが多く、細菌感染なら抗生剤の併用、アレルギー関与の場合抗アレルギー剤、吸入剤などを使用することが一般です。これで改善する場合もありますが、改善度が今一つということはよくあることです。

そいうときにまず考えるのは、咳以外に鼻の症状(鼻水・鼻づまり)はないかということです。通常花粉症などのアレルギー性鼻炎の存在があります。この鼻炎を「万年で、そんな大したことない。」「気になるけど、この程度は…。」「ひどいときに市販薬やアレルギー薬を時々飲んでいる」とさまざまです。この鼻の状態が非常に重要です。

鼻~肺の気管支までひとつの気道経路ですので、鼻からの気道がなくなると、口呼吸になります。この口呼吸は感染対策に大きな問題です。今はマスクで幾分その問題は回避されていますが、鼻閉・鼻汁があると鼻の粘膜を通してのフィルターの役割がなくなるため、口呼吸はダイレクトの細菌・ウイルス・埃がダイレクトに肺に侵入することを許してしまいます。

 

咳は上気道・下気道が原因とさまざま理由で起こりますが、そこに痰の有無や性状、量、どの時間に多い、咳の程度・頻度などによって多様な病状を呈します。これを西洋薬で治療すると、改善効果が今一つなことが多くなるのですが、漢方を併用したり、漢方単独で改善効果があがり、劇的に(瞬時に)改善することがよくあります。その漢方の種類も約10種類ほどもあり、それを他の漢方と組み合わせて投与します。